フォト

つぶやき

2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

タグ


facebook

2019年3月 7日 (木)

復興がもたらすもの

 もうすぐ8年、、、と言う言葉がやたらと目につく今日この頃。

 私自身は、〇年と毎年毎年数えることに、何の意味があるのかなと

思ってしまいますが、大事に思っている方もいらっしゃるでしょうね。

 先日、久しぶりに閖上のほうに車で行きました。

 私の家から、名取方面に行くのに、よく海岸沿いを通っていく

のですが、その道路沿いに防潮堤ができていました。




» 続きを読む

2018年8月26日 (日)

「川辺市子のために」「川辺月子のために」

8/25の研修会と前日の会議のために東京に前泊することになり、 急に思い立って金曜の夜に「川辺月子のために」という無戸籍を題材とした お芝居を観に行くことにした。 一人で観に行くつもりだったが、彼女に会いたかったこともあり、 忙しいだろうなとは思ったがダメ元で井戸まさえ女史に連絡したら 「一緒に行こう」と言ってくれた。
まさえ女史は、私の高校の同級生だけど、 仲良くなったのは2011年の高校同窓会以降で、 彼女が取り組んでいた無戸籍者支援の活動を知り、 戸籍の問題といえば司法書士でしょ、と思い いつの間にか私も無戸籍者の支援に携わることになっていった。 ただ、それだけではなく、彼女には、子育てのことや仕事のこと等 共通した悩みごとをなんでも正直に話せて、いつもとても励まされた。 彼女の物の見方や考え方は、私にとってはいつも新しくて、 勇気がでた。 それで、最近ちょっと弱ってる私は、彼女に会いたくなったのだ。
「川辺月子のために」は「川辺市子のために」の続編ということであったが、 観に行くことが決まって、会場に着いて監督さんに会って初めて 「井戸まさえ」をオマージュした人物(2人に分かれてるw)が登場することを知り、 「まさえ」の隣で「まさえ」を観る、しかも行動がそっくりwという貴重な体験をし、 誇らしい気持ちになった。 市子を観なくて月子を観て、物語がわかるかなと心配したけど、 それは大丈夫だったが、俄然、市子も観たくなった。 けど、公演期間中に再度というのは厳しく、断念せざるを得ない。 けど、頭から離れないので、こうしてまた振り返る。 役者さんたちはみなさん若くて、近くで見たら顔が小さくて、 可愛い女性とかっこいい男性ばかりだった。 まさえ女史と一緒だったおかげで、監督さんや役者さんたちと 近しくお話もできて、ものすごく得した気分だった。 先にパンフレットを熟読していれば、内容というか、 登場人物の関係性がわかりやすかったのかもしれないが、 「よくわからない」と感じることも、リアルなのかなと思ったし、 殺人とかが起きてしまうと、「非現実的」に感じるかもしれないが そこもまた、私達には見えていない世界、表には出てこない世界だと 思えば、「あるかもしれない現実」というか、「あるだろうな」と 思ったりもした。 監督さんも役者さんたちも、この無戸籍問題に真摯に向き合って 演じていることがとても伝わってきて、 セリフの一つ一つが胸に刺さるものだった。 司法書士向けの研修会用に、無戸籍当事者のインタビュー動画を 作っているのだけれど、そこで語られる当事者の声は 現実そのもので、当事者の苦悩とか無戸籍の現実がよくわかる ものではあるけれど、ああいう「舞台」で演じられる 役者さんたちの声もまた、いや逆にお芝居の熱のほうが、 他者には響くものなのかもしれない。 9月2日の最終日はすでにチケットが完売していた。 いつの日か、また再演あるいは地方公演など、 期待しつつ。。。。 私の依頼者にも見せてあげたかった。 写真は、パンフレットで、戸田監督と井戸まさえ女史の 対談ページ。

Img01591

2018年7月30日 (月)

詐欺にあった話 後日談

 前回、詐欺にあいました。。。。。と

恥を忍んでもいませんでしたが、事の経緯を紹介し、

友人からはお金は戻ってこないと言われたし、

領収書とかもなくなってたので、お金はあきらめて

いましたが、ひょんなところから、コンビニで支払った

領収書が出てきました。

20180730195500_00001

 私が購入したサイトは、アマゾンではありませんでした。

 アマゾンと勘違いしたわけでもありません。

 まったく関係ないサイトとわかって購入したのに、

 領収書がアマゾンで出てきたので、変だなと、その時も

 思ったのですが。。。



 ダメ元で、ここに書いてある「カスタマーサービス」に

問い合わせることにしました。


 アマゾンのHPから、カスタマーサービスを探すと、

お問合せフォームが出てきます。


 最初はそれで問合せしようと思いましたが、

うまく項目が選べない(該当するものがない)、

どうしようかと思っていると、

「今すぐ電話がほしい」というボタンを発見!


 電話番号を入力してボタンを押すと、1秒で

かかってきました!!!


 すぐに担当者と話ができるカスタマーサービス、

神です。


 事の経緯を説明し、領収書に書いてある注文番号を

調べてもらいました。


 すると、ものすごくよくできた詐欺の手口がわかりました。



 こんな感じです。


 ① 詐欺師Aが、アマゾンで、商品を注文する。値段は10,917円。

 ② 私が詐欺師Aに、関係ない詐欺サイトで注文する。その値段は

  なぜか、サイトに表示があった金額から意味不明に値引きされて、

  10,917円になっていたが、私はそこはスルー。商品もAがアマゾンで

  注文したものとは全く関係ないものと思われる。要はなんでもOK。

 ③ 詐欺師Aは、自分がアマゾンで注文したものをコンビニ払いにして

  注文番号をGETする。

 ④ 私は詐欺師Aからメールで支払方法の選択をさせられて、コンビニ

  支払いを選択し、注文番号をGETしたが、これが、③でAがGETした

  アマゾンの注文番号であった。

 ⑤ 結果、私は、詐欺師Aがアマゾンで注文した商品の代金を支払った

  ことになった。

 ⑥ 詐欺師Aは、アマゾンでの支払完了確認後、商品をキャンセルした。

 ⑦ アマゾンは商品がキャンセルされたので、代金をAに返金するが、

  これは、銀行振込か、アマゾンギフト券のみでの対応だそうで、

  Aはアマゾンギフト券を選択した。

 ⑧ ギフト券は、Aが取得したが、その後、すぐに別のBのアカウントに

  移動され、すでに全額使用されていた。


 ということで、アマゾンからは、当然、私には返金はできないとのこと。

 それは、話を聞いてわかったので、納得。

 アマゾンに、そのAを突き止めることはできるのか聞いたところ、

アマゾンアカウントはメールアドレスとパスワードだけで発行でき、

本人確認は行っていないので、特定することはできないそうです。

 ただ、アカウントをそのまま放置するわけでもなく、しかるべき

措置はとる可能性があるが、それは言えないとのこと。

 他にも、同様の被害があるとのことでした。



 もしかしたら、支払ってすぐに連絡してれば、なんとかなったかも?


 まぁ、でも手口が詳細にわかったので、よかったのと、

アマゾンの対応が素晴らしいので、気持ちよかったです。




 ということですから、、、、お気を付けてくださいませ。

2018年7月17日 (火)

詐欺に気を付けて

 インターネットでショッピングをしたら、

 詐欺サイトだったらしく、

 引っかかって、お金を払ってしまいました。


 1万円くらい。。。。。

 商品の画像検索でみつけたサイトでした。


 こんなのです。


 

Photo

 今思えば、、、ですが

 運営会社名とか住所とか連絡先が書いていませんでした。


 プロならここで気付けよって話ですが。


 商品を選んで、注文する段階でも、気になることが。


 写真では二つの色違いの商品が並んでいるのに、

 色を選択するところがなく、コメント欄に色の指定を

 しました。


 ここでも、おかしいとは思いながら、スルー。


 サイズのレビューがたくさん書いてあり、

 それがなんか、信ぴょう性があって、信じてしまいました。



 心配なので、代金引換を選択し、注文。

 すると、メールがきました。


 

Meru

 まぁ、ご注文ありがとうございましたメールですね。

  細かく書いてあります。


 その後、こんなメールが来ました。


1

 代金引換で注文したはずなのに、支払方法の確認をとの内容で

 このメールに「代金引換ですよ」という内容の返事をしました。


 その後、このような返事が。

2

 ご丁寧に、代引きは使えませんと書いてあり、

 コンビニで支払う方法を選び、支払いました。


 この時も、メールからアクセスした画面に

 amazon の文字があり、おかしいなとは感じたのですが、

 ちょっと急いでいたのと、とても欲しい商品だったので、

 そのまま払ってしまいました。


 ちなみに、コンビニの機械を操作しているときも、

 「これを利用してお金を払わせる詐欺が多発しています。

 身に覚えのない請求ではありませんか?」との

 メッセージが出ましたが、身に覚えはあったので、

 私じゃない、と思いました。



 その後、通常ならば、支払いを確認したとか、

 商品の発送についてのメールが来るはずと思ったが

 2日くらなんの音沙汰もなく、これはやられたか?と

 フェイスブックで書いてみたところ、いつも相談に

 乗ってくれる某司法書士が、色々調べてくれました。

 「中国人の作った詐欺サイトだったよ。お金は戻ってこない。」

 そして、相談料払え、と。。。。。


 まぁ、相談料はいいとして、高い勉強代になりました。


  そして、多くの司法書士が、この私の失態を、

 あちらこちらで披露することでしょう。。。

 消費者教育にうってつけのネタですからね。


 1万円という金額を、騙し取られたとして、

 専門家に相談しようと思ったら、同じくらいの

 費用がかかります。

 なので、相談もできないという方がほとんどだと思います。

 そこを狙っての詐欺ともいえます。



 こういうのって、ほんとに、今考えれば、、、、ってことだらけで

 焦って何かをしようとすると、ろくな事にはなりません。


 そして、私のうっかり加減には、相談に勝手に乗ってくれた

 某司法書士も、そろそろ「いい加減にしろ」と

 思っているかもしれません。。。何回もあるので。うっかりが。


 他にも、過去の消費者被害系のネタには困らないので

 いつ何時、急に法律講座をやれと言われても、

 まさに実体験を交えてのリアルな講義をすることが

 可能です。(これは強みでしょ?)

 それにしても、目当てのサンダルが手に入らなかったこと

 と、大金を失ってしまったので、かなりショックです。



 みなさんも、どうぞお気を付けて。。。


 私は、今後、詐欺にあった人の相談には

 たとえお金が戻ってこないことを宣告しなければ

 ならない場合でも、親身になって共感してあげられる

 自信がつきました。


 正直、今までは、「どうして騙されちゃうの?」と

 ちょっとだけ思ってました。


 騙されるんですよ。。。。。あっさりと。



 今度からは、ちゃんとサイトを調べたり、


 いつも買っているところから買うことにします。

2018年7月11日 (水)

緑内障のハナシ

 久しぶりの更新になりました。。。


 先日、数年ぶりに眼科に行ってきました。


 私は40歳の時の健康診断時に眼底検査で

 「緑内障」の疑いありと診断され、その後、眼科で

 正式に緑内障と診断されました。


 その時点で、視野はかけ始めておりましたが、

 自覚症状はまったくなくて、眼圧も正常値でした。

 主治医の話では、眼圧を下げる点眼薬を使う治療しかなく、

 私の場合は正常眼圧なので、そんなに下げる必要もないけど

 これしかないから、差しなさい、ということでした。たしか。

 しばらく真面目に通院し、視野検査も定期的に受けて、

 眼圧も特に変わらなかったけど、視野の欠損もそんなに

 広がらなかったので安心してました。


 それが良くなかったといえば、それまでですが、

 あるとき、予約をしていた日に行けなくなって、その後

 ずるずると行かない日が続き、そのまま数年経ってしまったのです。


 事務所を引っ越して、しばらくして、やっぱり行かないと、、、と

 思ったところ、通院していた眼科が閉院してしまいました。



 その後も、なんとなく、行かなきゃと思い、健康診断の度に

 眼科に行くように言われていたのに、スルーしていました。
 一年前か半年前か、うろ覚えですが、

 ある朝、目が覚めて、横になったままスマホを見るのに

 焦点が合わせ辛かったので、片目をつぶりました。


 すると、あきらかに、左目だけになると、視界が暗くなることに

 気が付きました。


 その後も、時々やってみましたが、やはり暗くなります。


 日中は、ほとんど感じないので、この世は光に満ち溢れている、

 と最近になって思いました。



 数日前に、それほど時間に余裕があったわけでもなかったのですが、

 どうしても行かないといけない気持ちになり、事務所近くの眼科に

 行きました。


 視野検査は予約がないとできませんが、その日に、眼底の写真を

 撮って診てくれました。


 写真を見ながら先生が話してくれるのを聞きながら、

 「これ、、、私の写真なんですか?」と聞いてしまいました。

 とても、自分のこととは思えない結果だったからです。



 「右目の視神経の組織は、通常の10%、左目は1%しか

 残っていない状態です。ホントに薄い膜が残っている感じです。

 写真だと見えないけど。」


 淡々と説明されましたが、私には衝撃でした。


 左目、、、失明寸前なの?


 そして、先生から更に衝撃的な言葉が。
 「正常眼圧の人でも、とにかく今より眼圧を下げます。

 今の2~3割下げていくことが大事です。」



 そうなの?知らなかったよ。。。



 「でも、人生あと40年として、40年もてばいいんだから、

 40年もたせる計画で治療していけば大丈夫です。」
 と、ありがたいお言葉。最初から、この先生だったら。。。

 そう思わずにはいられませんでした。


 ついでに、老眼がひどいから、老眼鏡必要と言われました。。



 本当に、自覚症状がほとんど出ないので、恐い病気です。


 40歳過ぎたら、眼底検査をしてくださいね。

2018年3月13日 (火)

原発いじめ問題

 福島から避難している子ども達に対するいじめの問題。

 関わっている弁護士さんから話を聞く機会があり、

 正直、衝撃を受けた。

 他の、子どものいじめの問題と同じだろうと、なんとなく

 考えていた私が間違っていたことに、早々に気づかされる。
 
 都会でも、地方でも、避難している人に対するいじめは起きていて、
 それぞれ違う地域の問題が含まれている。
 今回聞いた話は、都会の話で、これはその学校の問題でもある。
 対応した教師、校長、そして子どもたちの保護者。
 子どもが原因と言うよりは、大人が原因でもあり、大人の対応が
 悪いので、問題が長引いたり、大きくなったりしたケースである。
 子どもたちが、転校生に反応するのは、避難者に限ったことではなく、
 転校生に興味を示すのは、当たり前の反応だと思う。
 そこで、いじめに発展するというのは、子どもがどこかで

 避難している人々に対する大人の意見を耳にしているからであり、

 それが好意的ではないからだ。


 そもそも、大人が、避難者を差別している。

 被災地でさえ、福島の原発被害に関する情報は正しく伝わっていない
 部分がかなりあって、安易に、賠償金の話などを噂してしまったり、
 批判的な目で見たりする。
 もちろん、全員ではない。しかし、いじめが起きている根本には、
 大人の差別意識と発言があるのだ。
 福島の問題だけではなく、子どもが何かを差別するのは、すべて大人の
 影響だと思う。直接的な教えではなくとも、小さい頃からの、積み重ねに
 よって、人は差別感情を持つようになるのではないだろうか。
 
 また、想像力に欠ける子どもが多くなっていることも原因だと思う。
 親が、過干渉や過保護になり、子どもが子どものうちに、失敗したり
 喧嘩したり、傷ついたりすることが少なくなってくると、人の痛みが
 わからない子どもが増えてくるのではないかと思う。
 小学校では、よく、いじめに関するアンケートが実施される。
 これまで、いじめをしたことがあるか、いじめられたことがあるか、
 いじめを見たことがあるか、という内容のものだ。
 これで、自分の地域でいじめが起こっているかどうかを調べて、
 起こっているのだとしたら、そう書いた児童に聞き取りをしたりする
 意図なのだろうか?
 アンケートの効果が上がっているのかどうかは不明だが、
 調査することが効果的だとは思えない。
 いじめの問題に関して、司法書士が何ができるというのか?
 そんなことは司法書士の業務でもなんでもない、という批判が
 あることは承知しているが、
 私たちが扱っている法律というのは、生活に密着しているもので、
 人が生きていく上で起こっている問題というのは、色々な側面が
 複雑に絡み合っている。
 経済的に苦しい家庭で、高齢者の介護の問題やアルコールの問題
 があり、そこから多重債務につながり、そして虐待につながったりする。
 どれか一つだけ解決すればいいのが、私たちの仕事ではないと、私は
 思っている。
 逆に言えば、どんな問題でも、それが糸口になり、他の問題が露呈したり
 することもある。困っている人の問題を一つ一つひも解いていくことが
 私たちの仕事で、法律家だけではなく、福祉の専門家や医療の専門家と
 連携をしながら、事にあたることが大切だと思う。
 もちろん、いじめの問題も直接的に業務につながる場合もある。
 法務局の人権侵犯救済手続きの書類作成が可能であり、
 これは司法書士の本来的業務になる。
 震災後、避難してからこれまでずっと、被害を受け続けている
 子どももいる。引っ越さないかぎり、避難者であることを隠さないかぎり
 いじめがなくならない、というのは解決と言えるのか?
 これは被災地の外で起きている問題であり、震災は、被災地だけの
 問題ではないのだ。
 

2017年5月30日 (火)

目指すシェアハウスの形とは

 今日はNPO法人ほっぷすてっぷの定時総会を行いました。

 いよいよ3期目に突入しました。

 私がこのNPOを立ち上げたのは、親のいない子や、親がいても

頼れない、親の支援を受けられない子たちの自立の手助けをしたい、

というところからでした。

 初めはお金も全然ないので、お金のかからないことから始めよう、と

一人で活動を始めました。それがいまや、会員数も増え、今年度は多額の

助成金を受けられるようになりました。

 いつまでたっても夢に終わってしまうのかと思われたシェアハウス事業を

こんなに早く実現できるとは思ってもいませんでしたが、たまたま時代の要請と

マッチしたということでしょう。

 さて、いよいよ始まるシェアハウス事業。今日の総会でも、様々な意見が

出されました。どれもみな、会員のみなさんの熱い思いからのお言葉で、

とてもありがたく、大事に考えたいと思いました。児童養護施設等の退所者や

親のいない子、親の支援を受けられない子(15歳から25歳くらいまでを想定)

に住居としてシェアハウスを提供するというこの事業。

 メンバーの誰もやったことのない事業の先行きを心配し、様々なトラブルを

想定した意見も多く聞かれました。

 けれど、不思議と私は、少しも不安を感じてはいないのです。少しも、と言えば

嘘になるかもしれませんが、失敗したら、それも仕方ないという、いつもの

無鉄砲な馬鹿さ加減で、みなもそう思っているかもしれません。

 けれど、皆さんの心配する意見を聞きながら、私は今一度、自分の目指す

方向性を確認できたように感じました。

 

 そもそも、なぜシェアハウスなのか、ということです。

 児童養護施設を退所した若者で、一人暮らしが困難な若者が入所できる

施設として、自立援助ホームがあります。そこは、ある程度の規則に縛られ、

行政の関与する施設でもあり、誰でも入れるわけでもありません。

 どんな場面でもそうですが、行政の保護からこぼれてしまう人達が必ず

います。子ども達もそうです。私は、そのような保護からこぼれてしまった

子ども達や、子どもと呼べない若者達を、支えたいと思ったのです。

 保証人問題等でアパートが探せない、というだけであれば、保証人なしで

入れるアパートを紹介すれば済みます。実際、そのような支援を行うことも

あります。

 そうではなく、緩い共同生活の場を、提供したいと考えるのは、そこで、

社会にすっかり出てしまう前に「練習」してもらいたい、と思ったからです。

社会に出ると、理不尽なことがたくさんあります。今まで誰にも教わったこと

がないことを、知らないというだけで非常識と言われたり、特に理由もないのに

意地悪をされたり、自分は悪くもないのに嫌な思いをすることになったり。

 親がいないとか、親に頼れない子が18歳で自立を迫られる世の中について

それが問題だとしても、今すぐに何かを変えられるわけではありません。

目の前にいる子が、社会に出て、くじけずに生きていけるために、少しの間、

練習できる場があれば、そこで少しの自信をつけたり、やり方を覚えたり、

社会のありかたを知ったりするだけで、違ってくるのではないかと思いました。

 なので、私の目指すシェアハウスの役割は、子どもたちを守ることではなく、

子どもたちを教育することでもなく、社会に出るための「お試し期間」を過ごす

場を提供して、助けを求められたらお手伝いをする、ということだと思います。

 未然にトラブルを防止することも、ある程度は必要かもしれませんが、

社会に出たらいくらでもトラブルに見舞われますので、お試し期間中に

トラブルを経験して対処法を覚えたりすることのほうが大事だと考えます。

 まずは、子どもの力を信じることから始めたいと思います。

 そんな甘い考えではだめだという方がいらっしゃるのは承知しています。

 私は平気でも、周りはひやひやするのかもしれません。

 それでも、私は、子どもたちに、自立する力をつけてもらいたいのです。

 子ども達を預かる、という意識もありません。お世話するつもりもありません。

 逆に、私の根幹がぶれてしまうと、うまくいかなくなる気がしています。

 そして、忘れてならないのは、自分には何もできないということ。

 自分がなんとかしてあげよう等と思ってしまったら、この事業は失敗です。

 子ども達を適所適所につないでいくことが自分の仕事であるということを

肝に銘じて、これからの活動をスタートしたいと思います。


2017年4月 4日 (火)

名前の変更

 日本人の名前には、氏(姓)と名があり、

どちらも、家庭裁判所の許可を得て、変更することが可能です。

ただし、なんでもかんでも変更できるわけではなく、それぞれ、

厳しい要件が決まっているのです。

 先日、お子さんの名を変更したいというご相談がありました。

 見ると、あまりイメージの良くない漢字です。

 つけた時には、あまり考えたり調べたりせずに、自分なりの

イメージでつけてしまったとのことでしたが、実際に色々なところで

子どもの名前を言うたびに、怪訝な顔をされたり、聞き返されたり、

ひそひそ話をされたりして、どうやら良くない名前を付けてしまったと

思ったそうです。けれど、簡単に変更できるわけがないと思って、

数年経ってしまいましたが、小学校に入る前に、読み方はそのままでも

漢字だけでも変更したいということで、ご相談にいらしたのです。

 ちなみに、名前というのは、読み方まで届出ているわけではありません

ので、勝手に読み方を変えても、問題はありません。どこかに届ける必要も

ないのです。たとえば、「幸子」を、「さちこ」と呼んでいたけれど、ある時から

「ゆきこ」と呼んでも構わないということです。戸籍には漢字しか記載がない

からです。市町村によっては、読み方も登録されている場合がありますが、

それはいつでも変更してもらえるはずです。

 さて、今まで、氏の変更や名の変更の許可申立て書類を作成したことは

何度かありますが、今回のようなケースは初めてで、変更したい理由に

「正当事由」が認められるかどうか、とても不安でした。

 申立書には、名前をつけた経緯や、変更したいと考えるに至った経緯、

変更しなければ子どもにかかってくるであろうデメリットなどを詳細に書き、

漢字の意味や具体的に周りから言われたことなどは、両親の上申書として

提出しました。

 司法書士が書類作成者として、申立書に押印したとしても、申立人への

呼出し等に関しては、裁判所から連絡はきませんので、本人に聞いてみなければ

いけないのですが、書類提出後、しばらくして本人に電話してみると、

「ちょうど、今日、裁判所に行ってきたんです」と言われてびっくり。

 私の「つもり」としては、呼出しがきたら、事務所に連絡をくれるんじゃないかと

勝手に思っていたので、なんか拍子抜け。面談は特に問題なく、書類に書いて

あることを再度確認された程度だったとのことで、結果がわかったら教えてほしい

とお願して、電話を切りました。

 その後、3日くらいしてから電話があり「無事許可になりました」とのことで、

戸籍の届出にいくようにというお話をして、ほっと安堵しました。

 今回は子どもが小学校に入学する前であり、社会的な影響が少ないと判断

されたことと、読み方が一緒だったこと、漢字一文字だけの変更であること、

その他、やはり漢字のイメージが悪いと判断されたのかなと思いました。

 今後も増えてくるかな?と勝手に思っておりますが、ご相談はお気軽に。

 

2017年3月15日 (水)

忘却光線

 「スーパーサラリーマン左江内氏」を毎週見ている。

スーパーマンであることを知られてはいけないので、
彼はいつも事件を解決した後に忘却光線を発して
みんなの記憶を消していくのだ。
 私はいつも、自分に忘却光線かけながら生きてるみたい。
 先日、札幌の司法書士の人に震災の時の話をしていて、
自分でももう一回確認してみたくなり、その頃のブログを読み返した。
 依頼者とトラブって、法務局から調査の電話がかかってきた、とあった。
その時はだいぶ落ち込んでいたかに書いているが、どんな内容だったか、
全く思い出せない。
 登記をミスって怒られた、とあった。これも思い出せない。
 
 震災の時のことも、若干記憶と違っていたり、覚えていなかったり。
 忘れることが幸せなこともあるよね。

2016年6月17日 (金)

後見人に必要な経験値?

 成年後見業務のなかで、後見人として、

本人所有の土地の上に設定されている根抵当権の
確定請求をすることになった。
 後見業務をしていると、普段は経験できないようなことが
当事者として経験することになる。
 今までの経験だと、お墓の改葬(実際にお骨を取り出して)、
相続債務の免除交渉、お葬式や納骨の手配、病院の解体工事、
売買や解体に伴う家屋内の動産処分、家の新築、などなど。。
 どれも貴重な体験で、司法書士としての幅も広がっていると
思う。
 けれど、後見業務を行うにあたって、必要な経験値ってあるの
だろうか?私はそこはあまり必要ではないと思っていて、それは
未成年後見でも同じと考える。
 要は、「子育て経験とか、そういったものがないので未成年後見は
自信がない」と言う司法書士もいるけれど、全然必要じゃないと思うのだ。
 未成年後見人は親権を持つことになるが、親の代わりにはなれない。
特に専門職は養育もしないので、そこを意識する必要はなくて、
一人の大人として、寄り添っていけばいいだけだと思う。
 子どもたちにとって、そういう大人の存在があるかないかという
ことは、とても重要なことだと思う。
 しっかり育てなければ、とか、親以上のことをしようとする必要は
ないわけで、存在そのものが支えになるのだと思って、取り組んで
みてほしいなと思う。
 そうやっていくうちに、経験が積み重なって、それが別の業務にも
活かせるようになるはず。
 ということで、根抵当権の確定請求の内容証明を作らなきゃ。

«「差別」ってなんだろう。。。