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2017年4月

2017年4月 4日 (火)

名前の変更

 日本人の名前には、氏(姓)と名があり、

どちらも、家庭裁判所の許可を得て、変更することが可能です。

ただし、なんでもかんでも変更できるわけではなく、それぞれ、

厳しい要件が決まっているのです。

 先日、お子さんの名を変更したいというご相談がありました。

 見ると、あまりイメージの良くない漢字です。

 つけた時には、あまり考えたり調べたりせずに、自分なりの

イメージでつけてしまったとのことでしたが、実際に色々なところで

子どもの名前を言うたびに、怪訝な顔をされたり、聞き返されたり、

ひそひそ話をされたりして、どうやら良くない名前を付けてしまったと

思ったそうです。けれど、簡単に変更できるわけがないと思って、

数年経ってしまいましたが、小学校に入る前に、読み方はそのままでも

漢字だけでも変更したいということで、ご相談にいらしたのです。

 ちなみに、名前というのは、読み方まで届出ているわけではありません

ので、勝手に読み方を変えても、問題はありません。どこかに届ける必要も

ないのです。たとえば、「幸子」を、「さちこ」と呼んでいたけれど、ある時から

「ゆきこ」と呼んでも構わないということです。戸籍には漢字しか記載がない

からです。市町村によっては、読み方も登録されている場合がありますが、

それはいつでも変更してもらえるはずです。

 さて、今まで、氏の変更や名の変更の許可申立て書類を作成したことは

何度かありますが、今回のようなケースは初めてで、変更したい理由に

「正当事由」が認められるかどうか、とても不安でした。

 申立書には、名前をつけた経緯や、変更したいと考えるに至った経緯、

変更しなければ子どもにかかってくるであろうデメリットなどを詳細に書き、

漢字の意味や具体的に周りから言われたことなどは、両親の上申書として

提出しました。

 司法書士が書類作成者として、申立書に押印したとしても、申立人への

呼出し等に関しては、裁判所から連絡はきませんので、本人に聞いてみなければ

いけないのですが、書類提出後、しばらくして本人に電話してみると、

「ちょうど、今日、裁判所に行ってきたんです」と言われてびっくり。

 私の「つもり」としては、呼出しがきたら、事務所に連絡をくれるんじゃないかと

勝手に思っていたので、なんか拍子抜け。面談は特に問題なく、書類に書いて

あることを再度確認された程度だったとのことで、結果がわかったら教えてほしい

とお願して、電話を切りました。

 その後、3日くらいしてから電話があり「無事許可になりました」とのことで、

戸籍の届出にいくようにというお話をして、ほっと安堵しました。

 今回は子どもが小学校に入学する前であり、社会的な影響が少ないと判断

されたことと、読み方が一緒だったこと、漢字一文字だけの変更であること、

その他、やはり漢字のイメージが悪いと判断されたのかなと思いました。

 今後も増えてくるかな?と勝手に思っておりますが、ご相談はお気軽に。

 

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